困っている人の為の「福祉」で、利益追求のビジネスとは何事か!

 そう思う人も多くいらっしゃると思います。
 その通りだと私も思います。
 困窮者からビジネスとして金銭を要求することは、人としての道義に反します。

 では、ビジネスとしての福祉とは、何のことでしょうか。

 私達の目指す「福祉とビジネスの付き合い方」の説明をします。

 私達は、障がい者とされる方のサポートをするために「株式会社」で福祉事業を始めました。
「株式会社」ならば利益追求の事業にチャレンジが可能で、社会福祉事業という制度上の制限がある社会福祉法人と違い、国から支給されるお金である「報酬」と言う限界がないのです。

「報酬」とは、そのまま「利益の上限値」「予算の限界値」と言っても良いでしょう。
 制限された事業、限られた予算、決められた報酬。
 しかし、株式会社であるルーフは、更に前に進むことができます。


 株式会社ルーフのメンバーは、そのほとんどが障がい者の生活支援と就労支援を10年以上経験した人で構成されています。
 自力で歩けない人、寝たきりに近い人、こだわりが強い人、感覚器官に障害のある人、本当に多くの人の支援をしました。
 そして、そうような精神障害、知的障害、発達障害、難病指定など多くの方の「生活能力の維持向上」と「自分でお金を稼ぐ」お手伝いをしてきました。

「生活能力の向上」「自分でお金を稼ぐ」

 この2つを達成していくと、先ほどの悪循環とは正反対のことが起きます。

① 障がい者の方が自ら生活してお金を稼ぐ
     ↓
② 支援者に余裕と余力が生まれサービスの量も質も向上
     ↓
③ 障がい者の方が更に充実した生活と経済的余裕ができる
     ↓
④ ②へ戻り、正しい循環となります。

 

「マーフィーの法則」や「ポジティブシンキング」を提唱した、ジョセフ・マーフィーという人がいます。

 彼は、「自分を愛せない人を他人は決して愛しません。人から愛されたいと思うなら、まず自分自身を愛することから始めなさい」とも説きました。

「自分を大切にできない、されていない状況にいる人」は、「他人を大切にできない、されない状況を作る人」になってしまうのです。

 だからこそ、障がい者を大切にするとともに、サポーターも大切にしなければなりません。

 障がい者の方とサポーターが同じように成長し、全員が同じように幸せになる「スクウェア・ウィン」。

 これが私達の考える「福祉業界の成功」です。

 限界がなければ、何ができるのか。
 株式会社ルーフはそれに挑戦します。