社会的包摂(ソーシャル・インクルージョン)とは、「誰もが社会で活動する機会を持ち、排除されないこと」という意味があります。

「インクルージョン」は日本語で「包摂(ほうせつ)」。全体をまとめる、包み込むという意味を持ちます。

 社会的包摂(ソーシャル・インクルージョン)とは、社会的に全体をまとめて包み込むこと、つまり誰も排除されず、全員が社会で活躍する機会を持つことを目標としています。
この考えは、持続可能な開発目標(SDGs)が大切にしている「誰一人取り残さない」という理念と同様です。

みんなが社会の中で生きている。
障がい者だから、外国人だから、性別が…。
どのような理由があろうと、社会参加の機会を失ったり、不当な差別を受けることがあってはなりません。

互いの違いを認め合い、受容し、尊重されながら生きること。
そして、すべての人々が生まれながらにもつ権利を十分に主張できる世界。
それが「社会的包摂」の考え方であり、我々が目指すものでもあります。